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タイムスリップ取引で資産運用 その7

資産運用

タイムスリップ取引で資産運用 その7

投資信託とヘッジファンドの違いは?

投資信託とヘッジファンドの違いは?

投資信託とヘッジファンドは、どちらもプロにお金を預けて運用を委託する資産運用方法です。

投資信託もファンドと呼ばれたりしますが、現実には投資信託=ファンドではなく、投資信託とヘッジファンドには運用方法や、運用成果の目標設定が大きく違っています。

●株式投資信託の運用は「相対収益(相対リターン)」型

●株式投資信託の運用は「相対収益(相対リターン)」型
一般投資家にも身近である、公募の国内株式投資信託の運用方針は多くの場合、「組入れを高位に保つ」としており、相場に合わせて投資比率を変えることはせずに、常にファンドの資産いっぱいに株式などを保有(フルインベスト)します。
株式投資信託は、「ベンチマークを上回ること」がその運用の成果目標として掲げられます。

ベンチマークとは、ファンドごとに設定される競争相手で、ファンドの投資対象に合った指標(株価指数や債券指数など)が選ばれ、株価指数が上ればそれを超える値上がりを目指し、株価指数の下落局面では指数の値下がり率よりも値下がりを小さくすることを目指します。
このように、ベンチマークに対しての運用成果を相対収益(相対リターン)といいます。

フルインベストでは、株価指数が下がる時にファンドの基準価額を上げることは困難であり、大抵のファンドは株価指数とともに値下がりします。

ただ、相場環境を分析して、保有銘柄をなるべく値下がりしにくいものに移行するなどして、「運用方針の範囲内」で、値下がりを抑えることに最善の努力をします。

●ヘッジファンドの運用は「絶対収益(絶対リターン)」型

●ヘッジファンドの運用は「絶対収益(絶対リターン)」型
ヘッジファンドの多くは、市場全体(株価指数)が上がっても下がっても、どちらになってもプラスの収益を目指します。

これを絶対収益(絶対リターン)追求型の運用といいます。

(必ず)絶対に収益を上げるという意味に誤解されやすいですが、
比較対象がない状態(=絶対)での収益獲得を目指すという意味です。

ヘッジファンドは、運用内容などに規制の厳しい公募の国内投資信託と違い、運用の自由度が高く、先物取引などを利用した効率の良い運用や、高度で複雑な金融工学(AI)を駆使した運用で、リスク管理をしながら、より積極的な姿勢で収益を狙うことができます。

またヘッジファンドは、国内投資信託とは違い、たとえば「利益分の20%」などと運用成果に対して一定の率を掛けたものをファンドマネージャーが受取る「成功報酬制」になっていて、ファンドの値上がりとマネージャーの収入は連動しているので、必然的にファンドマネージャーも収益獲得へのモチベーションを高める効果が高いといわれています。

このような仕組みから、ヘッジファンドは国内投資信託に比べて、プロが収益獲得に集中し、すべての運用技術が尽くせる環境が整っていると考えられます。

●ヘッジファンドと投資信託の扱い方の違い

相対収益を追求する投資信託では、相場全体の大きな流れを投資家側が判断する必要があります。

例えば、日本株に投資するファンドを保有していて、相場が過熱感を帯びてそろそろ値下がりする可能性が高まったと考えるなら、投資家自身がそのファンドを売却しなければ、相場全体の下落の影響を受けますが、絶対収益を追求するタイプのヘッジファンドは、ファンドマネージャーの判断で株式の保有比率を下げたり、先物取引などで値下がりを回避(ヘッジ)したり、元々が市場の値下がりに影響を受けないポートフォリオを組んである場合もあり、下落相場の影響を避ける方法をいろいろ持っています。

だから、投資家が相場の先行きを判断する必要もありません。

投資信託は小口資金でも買うことができ、投資先と投資家をつなぐ便利なツールですが、その投資対象資産の保有比率(ポジション)管理は当然、投資家の役割になります。
一方、ヘッジファンドはポジション管理も含めて中長期のスタンスで運用をプロに任せておける金融商品です。

以下に、一般的な株式投資とヘッジファンドのそれぞれの違いを書いておきます。
●一般的な株式投資
・対象投資家:一般投資家
・投資金額:通常、1万円程度から
・投資対象:株式など伝統的資産
・投資姿勢:ボトムアップ分析による個別株選別と分散投資でフルインベスト
・収益目標:ベンチマークを上回る収益を目指す(相対リターン)
・レバレッジ:基本的になし
・投資戦略:アクティブ運用(基本的に、フルインベストメント)、インデックス運用(株価指数連動)

●ヘッジファンド
・対象投資家:富裕層、年金基金、機関投資家(プロの法人投資家)
・投資金額:一般に数千万円単位
・投資対象:伝統的資産に加えて、金融先物、商品先物など
・投資姿勢:リスクを取って積極的に収益を狙うものから、ヘッジしながら安定収益を狙うものまで様々
・収益目標:絶対収益(絶対リターン)
・レバレッジ:最大で10倍程度
・投資戦略:ロング&ショート、マーケット・ニュートラル、イベント・ドリブン、グローバル・マクロ、マネージド・フューチャーズ など

人それぞれですから、一概には言えませんが
資産運用で分散投資をするのなら、
管理人はプロにおまかせのヘッジファンドにします。

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